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2023.04.21
自分にあった教材を選ぼう
なかなか成績が伸びないなぁと思う時は取り組んでいる教材を検討してみましょう。
最終的に上位の方に行きたい、という願望があったとします。
ネット等でその学校に行くための教材が紹介されているとします。
いきなりその教材に取り組むのはちょっと待ちましょう。
最終的に国立大学を目指したい、最終的に越谷にある高校を目指したい、英会話ができるようになる、希望はわかります。
そのために色々と調べて紹介されている教材自体はとても良い参考書や問題集であることは間違いないと思います。
紹介する側の人間も紹介するにあたり、その価値があるものを紹介しています。
ただし、考慮が欠けているのは、見る側、実際に取り組む側のレベル感です。
最終目標に到達するには応用問題を解ける必要があります。
しかし、そのためには標準問題が解ける必要があります。
標準問題を解くには基本問題を解ける必要があります。
このステップを無視して、応用問題ばかりやらせても結局解けません。
それだけでなく、時間と子供の自信を削ぐことになりいいことがありません。
◯教材選び
小学生で言うとカラーテストで80点が取れない、
中高生で言うと平均点が取れない生徒はほぼ基本問題が解けていません。
その基本を強化しない限り平均点を超えることは難しいでしょう。
カラーテストで90点以上取るには標準的な問題が解ける必要があります。
中高生で言うと80点ぐらいまでは標準問題です。
最後、中高生で上位に食い込む際に応用問題を解く必要がある、そのイメージです。
現状、子供のレベルはどこですか?
レベルにあった教材を選んでいますか?レベルに合った塾を選んでいますか?
無理してもいいことなんて一つもないです。
時間とお金の無駄だと思っています。
◯教材変更
偉そうなことを書いてますが、まなびの樹でも反省です。
小学生向けの教材を間違えて選んでいたようです。
ほーぷをメインの教材で選んでいましたが、毎回生徒たちが悩み嫌がるようになっていました。
ホープは基本から応用まで幅広い問題が入っているいい問題集です。
しかし、基本が怪しい子達から見るとすごく難しい問題集だったのです。
なので、「フォレスタ」という教材でまずは基本を固めることにしました。
もちろん実力がある子は引き続き「ほーぷ」を利用します。
利用してみたら子供たちの嬉しそうなこと。
できる!という自信に満ちた顔になりドンドン問題を解いていきます。
宿題にしようと思っていた範囲まで授業中にやってしまいます。。
この自信を持って、少し応用問題に取り組めば良かった、と反省した瞬間でした。
中学生部門もフォレスタと新中学問題集を使っているので、2段構えです。
中学生の場合、フォレスタでも難しいと思う子は「学研のひとつひとつ」シリーズを使います。
高校生ならば、チャート式の色でレベルを分けています。
レベルに合った教材を選び、できることで基礎力をつけるだけでなく、できるという自信をつけてひとつ上のレベルに上がって欲しいと思っています。
◯まとめ
世の中には良い問題集が溢れています。
しかし、その問題集は誰向けのどこを目指す問題なのか、それを考えた上で選んでいきましょう。
基礎→標準→応用の順番です。