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2023.06.27

英語<<<国語

英語が小学生でも教えられるようになり、小学生でも英語の習い事をしているご家庭も多いかと思います。

しかし、ここは日本です。

 

母国語は日本語であり、日常会話も日本語です。

 

日本語が理解できなければ正しく適切に文章を読んだり、聞いたり、書いたり、話をすることができません。

日本語で文法や語彙を理解できなければ幾ら英単語を覚えようとしても適切な意味で理解できません。

英語を英語として理解できれば良いのですが、それはかなり上級になってからです。

Apple = りんご、と訳していくところから始めるのが第2言語としての正しい学習方法ではないでしょうか。

 

英語はあくまで言語です。

 

 

◯学習すべきはまずは国語

ということは、まずは母国語である日本語で正しく言語を使いこなせる必要があります。

国語で正しく、語彙を多めに「読んだり、聞いたり、書いたり、話をする」ことができなければ、英語をいくら頑張っても上のレベルで「読んだり、聞いたり、書いたり、話をする」ことができません。

言葉の表現として、適切なタイミングで適切な言葉を使うことができなければ、英語でも同じです。

 

そして、この国語が正しくできないことで他教科にも影響していきます。

 

中学生を見ていても、言葉を正しく覚えていないため教科書を適切に読めていない、読んでも理解できない子が頻繁に見られます。

教科書を読めていなければ当然学力が高くなる理由がありません。

 

中学生レベルの英語ができた!と言っても海外の人からすれば幼稚園レベル、小学生低学年レベルの言語レベルであるのは間違いありません。

海外で通常で通用するためにはレベルを上げる必要がありますが、その基礎である言語の理解が国語が不十分の場合、表現の違いが理解できずに習得に苦労します。

 

 

国語を正しく使えない社会人が英語を話せると思いますか?

日本語で何を言っているか、何を伝えたいのかわからない社会人が英語を話せます!と言って英語を話していても、実は話している風で、難しい単語を織り交ぜて上級者風を気取っても、結局英語でも何を伝えたいのか何を言いたいのかわからない、ということもよく見てました。

逆に日本語で言葉を巧みに使える人は、カタコトの英語でも結局相手に意図が通じてたりするものです。

英語はあくまで相手に自分の意思を伝えるツールにすぎません。良いツールがあっても使いこなせなければ意味がないですよね?

使いこなす素はあくまで母国語の語学力です。

 

 

 

ということで、英語を学習している小学生に言いたいのは、同じぐらい国語を学習しなさい、ということです。

 

母国語で言葉を使いこなすのが将来的な英語の伸びやその他の教科の伸びにつながります。

 

 

◯何をすれば?

では、何をすれば?個々にやることは昔から言われていることです。

特別に国語の勉強をがっつりしなさい、ということではなく、日々の生活において言葉を大切にしていきましょう、ということです。

 

・読む

絵本から始め、薄い本、興味のある本、へとその時の子供に本を選ばせて、本を読む習慣をつけましょう。また、学校の宿題である「音読」は必須です。正しく言葉を理解していない子供は音読ができません。変なところで詰まったり、変なところで息継ぎをしたりしています。どんなに忙しくても1日5分の音読タイムはとってあげましょう。塾に行かせるぐらいならば、子供の音読に付き合って、わからなそうな単語を教えたり、一緒に調べたりしてみてください。どんな習い事にも変えられない貴重な投資タイムです。

・聞く

色々な言葉に触れさせましょう。昨今は自分の好きな動画ばかり見る傾向がありますが、それだと触れる言葉が偏っていきます。色々な言葉に触れるためにも普段見ない番組や、大人が見るようなニュースやドラマでも一緒に見て、普段の子供の生活では触れない言葉を聞くことが良いと思います。

・書く

一番難しいところですが、日記を書く習慣ができるとベストです。1日1行から始めると良いと思います。また、書くの中に漢字を書けるようになる、というのが含まれるので、漢字練習はしっかりやりましょう。

・話す

普段から会話をたくさんしてあげてください。子供の話を聞きながら間違った使い方をしていたら直して上げる、わからない言葉があったら一緒に調べて上げるなど、わからないことをわからないままにしないことが大切です。

 

上記のことをやりながらも、「わからない言葉」が出てきたらとにかく「辞書で自分で調べる」という癖をつけさせてください。

最近は辞書の使い方を知らない生徒も多く見ます。どれだけ辞書を使ってこなかったのか、言語に興味がなかったのかがわかります。。。

 

 

もちろん、特別国語が苦手だ、という生徒は国語の授業を塾などで行っても良いと思います。

 

 

言語こそ積み上げの科目だと思っています。一朝一夕にこれだけやればすぐに伸びる、という類のものではないと思っています。だからこそ、日々の会話、触れ合う言葉を大切にしていけば人並みの学力はついていくはずです。

 

 

◯まとめ

中学生の期末テスト時期なので色々な生徒がきていますが、数学の文章題の意味が読み解けない、理科・社会の教科書の言葉がわからない、英語の翻訳時に日本語がうまく使えない、色々な場面で国語力が課題だな、というシーンを実感してます。

英語学習も大切ですが、国語学習も負けないぐらい大切です。

 

本内容は大人自身にも当てはまると思っています。

日々、知らない言葉と触れ合ってますか?触れ合った時に調べてますか?

表現の幅が広がってますか?

親の行動が子供の行動だと思って、自分自身の行動も見直してみてくださいね。

 

 

本件を書いている以上、まなびの樹でも上記を大切に学習してもらいます。

小学生向けの国語学習は、漢字⇨文法⇨音読という流れで学習します。

中高生含めて英語も単語⇨文法⇨音読、読解という流れは一緒です。

 

 

大人になって英会話ができるようになったからこそ言語学習の方法を理解できた気がします。

受験勉強だけ見るのもいいですが、その先の将来を見据えて自走できる言語学習の仕方を今のうちに身につけていきましょう。

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