考える科目と覚える科目 まなびの樹 まなびの樹

ブログ BLOG

2023.05.30

考える科目と覚える科目

勉強をする際に考えろ!と言われること、多いと思います。

でも、一方で考えても無駄なことを必死に考えている生徒も多いです。

 

無駄なことが嫌いな先生は即座に言います。

無駄なことに時間を使うな、と。

 

 

◯考えるべきところと考えずにやるべきところ

・考えなくて良いところ

わかりやすく言うと単語・漢字、理社の用語等です。

 

記憶系の学習は正直、覚えているか・覚えていないか、だけです。

ここに思考の要素はあまりないです。

 

もちろん、記憶の仕方や記憶につながる背景を理解する工夫として思考は必要です。

しかし、単語や用語の意味を覚えているか聞いている問題を前にして、1分以上考えるのは無駄だと思いませんか?

そこで時間を使うよりも、早く回答を見て回答を覚える時間に使った方が時間は有効です。

覚えるためにノートに書いたりするほうが有効です。

 

単語チェックも3秒出てこなかったら次のチャックをしてもらいます。

ぱっぱと言葉が出てこなければそれは覚えていない証拠です。

 

エビングハウスの忘却曲線を思い出し、繰り返し繰り返し見る、書く、聞く、を繰り返してください。

 

・考えるところ

問題の意味をよく理解する、文章をよく読む、文章を書く、言語や数学で言う思考系問題は考えるところです。

国語や英語、数学の科目が主な科目です。

どうやったら解けるかな?と考えるのが思考系です。

 

思考系は1問じっくり取り組むのはありです。

ああでもない、こうでもない、と試行錯誤することで解けるようになってきます。

それでも15分から30分ほど試行錯誤しても解けない場合、まだ解法や文法を覚えていない可能性が高いので、回答を見て、次回以降解けるようにとき直しをしておきましょう。

 

ちなみに、数学の計算は段取りの問題なので考えるのは無駄です。

 

◯まとめ

時間は有限です。貴重な時間を無駄にしないよう、正しい勉強の仕方を覚えて行きましょう。

気づくと覚えることが勉強時間の中で思ったより多いと気づいてくると思います。

そうです。記憶することが多いんです。

記憶力が良い子が成長が早いのは当たり前です。

記憶力が悪い生徒は成長が遅いんです。

大切なのはそれを受け入れてどう勉強していくか、です。

 

記憶力が悪ければ限りなく無駄なことを排除して時間をかけて覚えていくしかありません。

正しい勉強の仕方がわからない生徒はまなびの樹にきてください。

塾の先生の言っていることだけやっていればいい、なんて思っている間はなかなか伸びないです。

 

 

CONTACT CONTACT お気軽にご相談ください

お問い合わせ 見学のご案内