英語の成績がなかなか伸びない、と悩む生徒たち。

伸びないのには原因があります。

英語の基礎は、英単語、音、文法です。

基礎を固められたらあとは正しく読む練習です。

 

 

◯英語で伸び悩む原因

1. 英単語本当に覚えてますか？

ありがちなのが結局英単語を正しく覚えていない、というものです。

覚えた！と生徒は思っても、それは以下の3点を満たしているか、になります。

・3秒以内に答えられますか？

英語を聞いて、3秒以内に日本語が出てきますか？

日本語を聞いて、3秒以内に英語が答えられますか？

答えられない場合は英単語を正しく覚えていませんよ。

覚えた！の定義を変えましょう。

 

・書けますか？

答えられる、の中に含まれますが、英語で正しく書けますか？

定期テストでは「英語を書きます」。正しく書けなければスペルミスとして結局は間違いとなってしまいます。

しつこいぐらい書く練習はしておきましょう。

 

・音まで覚えてますか？

そして、最大の原因はここです。

英語は音の言語です。音を聞けばなんとなく英単語が書ける。

英単語を見たらなんとなく発音がわかる。

この状態を作ることが英単語を覚える、英語を得意になる近道です。

音までしっかり覚えないので中々英語が特にならなかったり、リスニング問題で歯が立たなくなります。

 

そのためには英単語を覚える際に正しく発音も覚えることが必要になります。

英単語を覚える際に発音もしっかりチェックして覚えること。

加えて教科書の音読を必ずすること。

 

これだけでだいぶ変わります。

 

 

 

2. 文法は人に説明できますか？

次にありがちなのが、なんとなく文法を覚えること、です。

英語はAのときはB、CのときはD、というように文法のルールがある程度明確になっています。

私からすると数学の公式のようなものです。

文法を正しく理解してしまえば簡単な言語という理解です。

 

点数が伸び悩む生徒たちはこのルールの理解が甘めです。

大体７、８割を理解できたら満足してしまうケースが多いです。

確かに、８割ぐらい理解できれば何となく読めますし、点数も何となく取れます。

しかし、結果も何となく、の点数に落ち着きます。。

 

細かい条件のルールまでしっかり理解して覚えましょう。

そして、本当に理解できたかどうか、はお友達に説明できるかどうか、で判断しましょう。

学校にもいますよね？苦手な生徒。

そういうお友達に自分が説明できれば理解できています。

正しく説明できない場合はまだまだ怪しいと判断しましょう。

 

 

3. ちゃんと読んでますか？精読の進め

最後にありがちなのは、文章をよく読まない、という問題です。

上記の何となく英単語を覚えて、何となく文法を理解している状態だと、文章を読んでいるようで実は読んでいません。

１文１文、１単語に拘って読み解いてみましょう。

いわゆるスラッシュリーディングをして、１文の構文を解析してみましょう。

主語動詞は何か、目的語は何か、どこを修飾しているのか、指示語は何を指しているのか、解析して直訳していきましょう。

それができない場合、まだ英単語か文法の理解が怪しい証拠です。

１００％教科書の文面を理解することがとても大切です。

早く読むことは二の次です。

 

まずは精読、その次に速読、最後に多読、という流れがとても大切です。

精読ができないのに速読をしても意味がありません。。。

 

 

◯まとめ

今回は英語の成績が伸び悩んでいる生徒がいたらまずは確認して欲しいことを、をまとめてみました。

千里の道も一歩からです。英語は1日で伸びることがないので、コツコツと地道に頑張りましょう。

 

 

 

＜参考リンク＞

 中学生の成績アップ方法

中学生の勉強方法

八潮市から通える高校 | 選び方

英単語の覚え方