自主学習の奨め まなびの樹 まなびの樹

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2021.10.25

自主学習の奨め

「勉強している?」と聞くとどうしても「宿題」というイメージがないでしょうか。

宿題自体はやらなければいけないこと、という位置付けにまずはおく必要がありますが、
子供からするとどうしてもやらされている課題、になるのは否めません。

ですが、宿題だけやっていればOKか、というと残念ながらそういう訳には行きません。

どうしても追加で何かしらの勉強をしなければ昨今の時代は良い結果を得ることが難しいと思います。

 

では、その追加の勉強を、みなさまどう決めていますか?

塾に通われている人だとどうしても塾の「宿題」となっているのではないでしょうか。

もしくはご両親が購入されたテキストや教材を「やらせて」いないでしょうか。

 

◯やらされている課題

やりたいことであれば、やる気があるけど、やらされていることはあまり気が進まない、大人の方々もそうではないでしょうか。

子供にとっても同じです。もちろん、塾の宿題も自分でやりたい!と思っていれば全然問題ありません。しかし、やらされている課題に取り組もうとするとどうしても効率は落ちてしまいます。

はたまた、後回しになったり、やらなかったり。

やらされていること、に対しては人間であれば年齢関係なく、自分の100%をかけて取り組むのは難しいのではないでしょうか。

 

それを以下に自分事にして取り組むか、自分の意思でやることを決めるか、ここが大切です。

そんな時に良いやり方があります。それが「自主学習」という言葉です。

 

◯自主学習とは

自主学習とは、「自分で考えて、自分でやることを決めて、自分でやるきること」です。

決して、親や先生からやりなさい!と言われてやる学習ではなく、何をやるかも自分が決めて勉強をすることを指します。

その時の状況や気分に応じて、自分で自分がやりたい勉強をやることを指します。

決してやらされるものではなく、自分でやることを決めるので、主体性がうまれます。

そうすることで、

 

自主学習のメリットはいくつもあります。

・勉強をやる

自分がやることを決め、やらされる勉強ではないので、勉強そのものをやります。

自分の得意なもの、好きなものを選ぶ傾向はあると思いますが、勉強自体には取り組みます。

・勉強時間が伸びる

好きなことをやるので、いつの間にか時間が経っていた、ということもあります。

勉強自体は勉強量と密接に関わるので、この点が伸びるのは成果につながりやすいです。

・自主性が身に付く

一番大切なことですが、子供自身が今自分に何が必要で、何をすべきなのか、考える習慣がついてきます。

当然宿題をやらなければ行けない、宿題が終わったら、好きな分野をやろうかな。

テストが近いからテスト勉強をしようかな。

苦手な科目を克服したいから苦手な科目をやろうかな。

etc

子供自身が考えて、選択をして行動するようになります。

言われたことではなく、自分で考えて、行動できるようになる。

これってすごい成長ではないでしょうか。

自主学習の最大のメリットだと思っています。

 

ただ、デメリットもあるにはあると思っています。

・自分の嫌いなものには取り組まない?

親としては本当は苦手な英語をやって欲しいけど、自分のできる科目ばかりやってしまう、こういうことはあると思います。また、算数・数学?国語?他にはやらないの?となることもあるかもしれません。

でも、ある意味ご安心ください。子供は、自分がやってもいいかな、取り組みたい、と思わない限り苦手な科目はどんなことをやっても後回しです。。

子供自身が本当にやらなきゃまずい!と思わない限りは大きな改善が見込まれません。

その分得意分野を磨きに磨いた方が効率が良いです。

・親に忍耐が必要

自主性を重んじる結果として、結局、「学習をしない」という選択をする可能性があります。

宿題をしない、勉強をしない、という選択をする子もいると思います。

その場合、親御さんとしては忍耐が必要になります。

自主学習したの?と聞いても、なんでやらないといけないの?と言ってくるだけです。

 

子供自身がなぜ学習をしなければ行けないのか、この点を理解できていない状態ですね。

勉強しなくても今の生活が担保されるのであれば問題ない、と思っています。

 

親御様が本当に状況を変えたいのであれば、少しアメとムチが必要になります。

なぜ学習をするのか?という問いに対して皆様なりと教育方針と照らし合わせて答えてあげてください。

 

 

◯まとめ

まなびの樹では、お子様の将来を考えて、やらされる宿題ではなく、自主学習で進める学習の方が良いと考えています。「宿題」という形では宿題を出していません。まなびの樹で学習仕切って仕舞えばOKというスタンスです。ただし、何を勉強するのか、というのは主体性を持たせるために子供とよく会話をしながら勉強計画を立てています。他人に言われたことだけやるのではなく、自分で考えて必要なことをやる、という習慣をつけることが社会人になって成功する秘訣です。

「勉強した?」ではなく、「自主学習した?」と聞いていくことで、自主学習の習慣が着くようサポートしてあげられればと思います。

 

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