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2021.11.01
記録することはとても大切
IT会社に勤めていたサラリーマン時代にデータの重要性について学びました。
データとは真実を移す鏡のようなもので、何をやったのか正しく正確に記録されたものです。このデータをうまく使いこなせない、データを取っていなかったというので、DXとよく言われているのです。
正しく情報を把握しておかないと、対処する際に間違ってしまいます。
例えば、売上がよく100億売れてるよ!と言っていても、実際のデータに基づく試算だと98億で2億円も売上が違ったていたり、実は利益率が悪すぎて本当は儲かっていなかったり、正しいデータを使わないと判断や行動を間違えます。
他の例だと、営業マンが今日はたくさん訪問してきましたよ!と言っても、実際の数字を聞くと5件程度で、あくまでその人に取って多く訪問した、という印象を持つだけで、他の営業マンは10件回っているかもしれません。
とにかく人間は曖昧な生き物なので、正しい認識をするのはとても難しいのです。
主観的な意見もモチベーションの観点でとても大切ですが、客観的なデータもとても大切です。
正しく情報をとっておく、というのはとても大切だ、というのを社会で身に染みて実感しています。
◯勉強における客観的なデータ
勉強でも同じです。点数や平均点は客観的なデータでわかりやすいのですが、
実際に何分勉強してその結果を得たのか、どの問題にどれぐらい時間がかかってしまったのか、
正しいデータがないと何を改善すれば良いのかわかりません。
勉強時間の問題なのか、ある特定の分野だけ苦手なのか、データをとっておくことはとても大切です。
なので、データとして残るように、ノートにも日付やどの問題を解いたのか問題番号を書くこと、はよくやっていると思います。加えて、どれぐらい時間がかかったのか、というデータもあると完璧です。
もちろん、ノートにそもそも書いていなかったら、ノートに書かせることから始めないと客観的なデータは取れません。
一方ウェブ教材を利用すると、そもそもそういったデータをすべて取っているので、以下のような情報はすぐに取れます。
・誰が勉強してたのか
・どの分野を勉強したのか
・どれぐらい勉強時間を使っていたのか
・どの問題で間違えたのか、またどれぐらいの時間がかかったのか
情報が正しく取れているので、講師もそのデータを元にどのあたりをどのように教えたら良いかな、と作戦会議を立てやすくなります。
加えて、データを正しく取れてくると、AI機能がついていると、生徒はどのあたりの分野を復習した方が良いのか先生がいなくても推薦してくれるようになったりもします。
また、意正解の丸付けは瞬時に実行してくれるので、生徒も先生も全員が助かります。
子供も、実際にこれだけ勉強していたのか、と勉強量が溜まってくるとモチベーションが上がってきます。
とにかく、客観的なデータを取っておくことはとても大切です。
ウェブ教材を使わない場合にも先ほどのようにノートに正しく情報を記録として残しておくと、後でとても役に立ちます。
また、データの振り返りをしてみると、色々なことがわかってきますので、是非やってみてください。
あれ、ここが苦手・得意だったんだ、こんなに実は勉強してたんだ(思ったより勉強してなかったんだ)ということがわかったりします。そうすると次の対策打ちやすくなりますよね。
◯まとめ
学習をする上でも意外かもしれませんが、正しく学習データを取っておく、というのはとても重要なんです。
ノートに記述しておくことだけでなく、1日本当に自分は何分、どこを勉強したのか、という情報を表にしておくと完璧です。
最近は数学ばっかりだな、とか英語ばっかりだな、とか、色々なことがわかってきます。
意外と思われるかもしれませんが、客観的なデータを取っておく、ということは社会だけでなく学習の世界でもとても大切です。
すでに記録をつけている方はそのまま継続し、たまに振り返りをしてみてください。
まだ記録をつけていない方は、是非記録をつけはじめましょう。