わからない事をわからない、ということの大切さ まなびの樹 まなびの樹

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2023.04.10

わからない事をわからない、ということの大切さ

社会人生活を通じて大切だと思うスキルの一つに「わからない事をわからない」というスキルがあると思っています。

 

社会人になると1から仕事を教えてもらえることもあれば、やってみなはれ、という形でとにかくやらされる仕事もあります。

その際、お客様からも社内からも、最も怒られるのが「知ったかぶりをして行動して失敗する」ということです。

社会人になると当然責任が伴います。知りませんでした、が通じるのは新人数ヶ月の間だけです。

それ以降は、なんで知らなかったの?なんで確認してないの?と言われます。

読まれている保護者の方も経験ないでしょうか。

 

そんな時、事前に「すいません。わかりません。教えてくれませんか?」この一言が言えるかどうかが勝負の分かれ目です。

優しい会社の場合、大丈夫?と言って教えてくれますが、普通はそこまで構ってくれません。

その場合、自ら聞きにいくしかありません。

 

この姿、私から見ると勉強と同じです。

 

◯伸びる子ほど聞きに来る

テストの問題が出た際に、習ってません!勉強してませんでした!は先程の例で言う準備不足です。

本来やるべきことをやらずにお客様を迎えるのと同じです。

 

試験準備側から見ると知ったこっちゃありません。

勉強は仕事違い、そもそもテスト前に懇切丁寧に授業で教えてくれています。

やらない生徒が悪いんです。

 

なので、大切なのはわからないことは「先生わかりません!」と聞くことです。

学校の先生に聞いてもいいですし、塾で先生に聞くのでも良いです。

「わかりません!」と聞きにくる子ほど伸びてます。

聞く時点で向上心がありますし、早期に不明な点を解決できるからです。

いやらしい話、学校の先生から見ると意欲がある生徒、とも捉えられます。

 

わからない事を質問することは色々と得があるんです。

恥ずかしがっている場合ではありません。

 

もちろん、何にも考えたり、調べずに聞くのは逆効果ですよ。

一番は何がわからないかを明確にしてから質問することです。

ここまでは読んだり調べて分かったが、この部分がわからない、という質問がベストです。

 

全然わからない!というのは「なし」です。

表現の仕方が下手なのかもしれませんが、ここを読んだがこの部分の意味がわからない、という質問ならOKです。

 

私も丸投げ質問にはもう少し考えろ、調べてから聞け、と突き返します。

考えた形跡のない質問は、答えてもすぐに忘れてまた同じ質問をされるのがオチだからです。

双方にとって意味のない時間を過ごすのでしっかりと考えた上で質問してもらいます。

 

質問の仕方でその生徒の理解度や賢さが分かってしまうので、少し怖いですが、

質問をしないより100倍良いです。

繰り返しますが、考えて質問をよくする子ほど伸びてます。

質問がない子ほど、伸びが遅いです。

 

◯まとめ

なんてことはないことですが、質問する力はとても大切です。

質問力という本まであるぐらいですので、勉強と侮ることなかれ。

社会人で一番必要なスキルとも言われているスキルです。

まなびの樹の生徒たちには、学生のうちに、質問する習慣を是非身につけてほしいと思っています。

 

 

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