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2024.03.13
国語の授業で利用するテキスト
まなびの樹の国語の授業で利用しているテキストをご紹介します。(2024/03時点)
国語については以下が大きな枠です。以下の力を伸ばさない限り成績アップは望めません。
・漢字
・語彙力
・読解力
国語はすぐに成績が上がらないと考えています。
その理由は漢字、語彙力が簡単に身につかないからです。
幸い文法については普段母国語として使っているため何となくはわかっていると思います。
読み方は覚えて練習すれば比較的すぐに身に付きますが、語彙が足りない場合はどうにもなりません。また、語彙を教えることはできないので結局生徒がいかに頑張るか、にかかってきます。
◯漢字対策
・小学生向け
当初は漢検対策にもなるので「漢字ステップシリーズ」を今まで利用してきました。
このシリーズは漢字の読み書きだけでなく書き順のトレーニングもあり、練習帳もあり、この1冊を買ってやればある程度の漢字力アップになると思いずっと利用していました。
理由は小学生たちの漢字に対する取り組み方です。
最近の生徒たち、どうも漢字は書けて読めればいい、と思っている節があります。
大切な「意味」まで覚えていない生徒が結構います。。
授業で気づいた時には漢字の意味は?と聞いてわからない生徒には辞書で調べさせていたのですが、探していると出口先生の漢字ドリルが意味の確認も含まれて練習問題があるので採用しました。
・中学生向け
中学生に関しては通常通り「漢字ステップシリーズ」を利用して漢検取得を目指してもらっています。
小学生同様にしっかりと意味も調べながら練習することを指導するのは同様です。
受験直前で入塾してきて漢字もままならない生徒はステップシリーズをやる時間がないので「
本来は家でやるべきことですが、全く家で勉強しない生徒は残念ながら塾の授業中に練習してもらいます。
非効率なのはわかりますが、言葉がわからなければ文章も読めないのでやむ終えずやらせます。
◯語彙力対策
漢字も語彙力の中に含まれると思いますが、国語の読解力、表現力、全てにおいて「語彙力」がまさに国語力の源泉です。語彙力がない生徒は初見の問題で知らない語彙に出会うともう終わりです。語彙力は知っているか知っていないかで雲泥の差となるので、日頃からわからない言葉、知らなかった言葉が出てきた際に辞書で調べる習慣をつけておくと自然と身に付くと思います。
・教科書の音読
使う教材は何も購入する必要はありません。せっかく持っている学校の教科書をしっかりと読むことも立派な学習です。しっかり読む、というのはいわゆる精読です。
流し読みをして何となく読むのではなく、音読などをしてわからない言葉はしっかりと辞書で調べて文意を完璧に理解することです。
これだけでその学年に必要な語彙力は自然と身に付きます。
お母さんが忙しいとついつい音読の宿題をサボりがちになりますが、そのツケは必ず後からやってきます。
黙読は正直わからない単語を飛ばして読むのが子供の修正です。
一方で音読は飛ばすことができません。
しっかりと音読をしてもらい、わからない語彙を聞き逃さないことが肝心です。
・読書
また、読書などを通じて日頃使わない語彙に触れるのも最高の勉強です。
いつも同じジャンルや同じ作者だと使っている言葉が似るので色々な作者、ジャンルの本を読むといいと思います。
こちらも教科書と同様にわからない語彙があったら調べることが必須です。
この本読みづらいなぁ、という感想は基本的に使われている語彙が理解できずに読解しきれないからです。
その場合はその本を読む語彙力がない、読解力がないと思って別の本を読むのが良いと思います。
また、いくら人にお勧めされても自分にとって読みづらい本は結局読みません。
本を買うときは必ず本人が本屋に言って、目次なり数ページ読んでみて、読めそう!興味がある!という作品にしましょうね。
決して親が買って、子供に与えないでください。
子供が読まなかった際に親の方にストレスがかかりますから。。。
そうは言っても語彙力をあげたい、と思った時に以下のテキストを紹介して購入してもらっています。
授業中に定期的に語彙力を増やす時間はあまり取れていませんが、授業の進度によって余裕のある生徒は以下のような読み物を読んでもらったり、家庭で購入してもらっています。
小学生が読みやすい本で生徒たちにも好評です。現代の小学生が使う「やばい」の詳しい意味や使い方などが載っていたり、生徒たちにとっては取り組みやすい本です。
中には大人でも使いこなせない語彙があるので先生も勉強になりました。。
4コマ漫画がセットで知っておきたい「ことわざ」「故事成語」「四字熟語」「慣用句」が載っていて、読みやすい
こちらも上記と同様です。
絵が見慣れたちびまる子ちゃんなので、お好みで選んでもらえたらと言うのが正直な意見です。。。
どちらの方が詳しいか?というのはどっこいどっこいかなと。
こちらは中学生向けの語彙力アップのための語彙力ドリルです。
国語が苦手な生徒にとっては少し難しいかもしれません。
何が難しいかって知らない単語が多すぎて挫折するかも、ということです。。。
ある程度漢字が身についてきて、上を目指したい生徒向けかな、というところです。
上位校を目指す生徒は必須かもしれません。
いくつか紹介はしましたが、結局は普段から知らない単語が入ってくるような生活がある、辞書を引く習慣が身についている人はいらないかなと思います。
◯読解対策
語彙を正しく身につけてくると、最後は読み方です。
・小学生向け
低学年の生徒は教科書を読みながら理解をしてもらうことが前提です。
その上で以下の教材を利用しています。
低学年の子や国語が苦手な生徒はまずはこれからです。
文章の論理構成を理解できます。
その上で力がついてきたら標準編を利用してもらいます。
このほかにも塾用教材の育伸社さんの「ほーぷ」を利用して読む練習をしている生徒もいます。
また、上級者の生徒には以下の本もおすすめです。
このシリーズはやり切るととても力がつくと思いますが、量が多いのと少し内容が難しいので力がない子は挫折するかもしれません。
・中学生向け
中学生になると問題集で練習する前に以下の教材をやってこちらも論理性を理解してもらっています。
文章の読み方を説明してくれており、その上で練習問題を解きながら文の論理構成を学んでいけます。
ボリュームもちょうど良いので国語の読解問題としては最適だと思います。
読み方を覚えたらあとは練習あるのみです。
数学と同様に「新中学問題集」などで練習をしてもらいます。
◯まとめ
今回はまなびの樹で利用している国語の教材についてまとめてみました。
国語を伸ばすのは簡単ではありません。
語彙を増やす努力を日々やっていきましょう。
<参考リンク>